稲本が阿部代役!最終ラインでテスト
阿部勇樹は、J1においておくのがもったいないくらいのレベルの高い選手だ。
阿部を代表の核となる選手へ育てることは、昨年のドイツへ彼を連れていかなかった先の代表監督が、現監督に残した宿題の1つだろうと思う。事実、現監督はドイツW杯のメンバー発表の際に、阿部を選んでいないことを批判していた。
しかし、稲本を阿部の代役と称してはいけない。
稲本潤一もまた、日本代表の核となるべき選手の1人だと思う。
イングランド戦での骨折がなければ、その立場はゆるぎないものだったかもしれない。ケガから復帰したいま、稲本の起用は当然だし、2010年を目指すとき、彼の経験が必要となるにちがいない。