<安倍首相>財政再建へ自らの給与3割、閣僚は1割カット
これが範を示すことにつながるのだろうか?
総理大臣としての給与を3割カット、閣僚は1割カットだという。ちなみに、それぞれの俸給の月額は
総理大臣 2,071,000円 閣僚 1,512,000円
なので、カット後の月額は
総理大臣 1,449,700円 閣僚 1,360,800円
となる。議員歳費との差額が支給されるので、昨日までの給与から3割や1割が減るのではなく、総理や閣僚としての加算がほとんどなくなるという措置であるからして、カッコよく宣言したものの、急にフトコロが寒くなるような話ではない。
範を示すなら、ムダ使いをしない姿勢とか、清廉な政治手法とか、他のことでやっていただきたい。見えないところで使われる官邸機密費の廃止や、首相への助言しか権限のない補佐官の大量雇用をやめたほうがよほど範を示していると思う。
首相補佐官の権限強化必要 世耕氏、内閣法改正も
世耕によれば、
官僚が決め、政治家は反論できなかった
反論すらできないのは、考える力が足りないってことだろう?そんなことでは助言もできない。