「信ぴょう性高い」と強調 振り込み疑惑で前原代表
片山虎之助は、国政調査権は伝家の宝刀だから、簡単には抜けないというが、ことは、メールの真贋ではなく、
武部勤の次男が堀江貴文もしくはライブドアから、何かしらの資金援助を得て、、明示的かどうかは別にしても、その援助の見返りで、父親であり自民党の幹事長である武部勤が、.堀江貴文の選挙を応援したのでは?
という疑惑である。これは、相応の問題であり、伝家の宝刀を抜くことを厭うようなことではないだろう。
この疑惑を指摘したのは、永田寿康だけではなく、週刊新潮も同様の疑惑を報じている。
もちろん、この記事も否定されているが、少なくとも、小泉純一郎は、週刊新潮の記事をガセネタと言っていないはずだ。永田議員の示した
メールがガセネタだとしか言っていないが、資金提供の事実がないならば、新潮社にも、オマエの記事はガセネタだ といわねばならないだろう。
堀江貴文の悪行を見抜けなかったと反省したばかりなのに、弁護士との接見でメールの存在を堀江が否定したことを、メールが存在しないことの根拠とする自民党は、アホなのかもしれないが...
それはともかく、永田議員の言ってることで、本当に問題なのは、これが
情報提供者の身の危険
をもたらすような事案だとしていることなのではないのだろうか?
これは、メールの受信者もしくはその周辺の人物が、身の危険を感じる事案だと言っているのだろう?
永田議員は、
「自民党の武部幹事長の選挙違反疑惑、身の危険につながる事案だ」と言っているのか、あるいは、「ライブドアの堀江貴文による資金流用か背任の疑惑が、身の危険につながる事案だ」言っているのか、その両者なのか、そこがわからないが、このメールのネタ元が判明すると、人を危険にさらす可能性があると指摘しているのである。
ネタ元はメールの真贋を知っているはずだ。それが偽造されたものであっても、本物であっても、それに関係なく、この疑惑を仕掛けた人物(=ネタ元)が、身の危険を感じると言うのであれば、疑惑を掛けられた側が、暴力的に報復すると指摘されているに等しいわけで、要するに、短絡的に言えば、
暴力団がバックにいるんとちゃうん?
と言ってるようなものではないだろうか?
メールの存在を否定するのではなく、そこを否定しなくちゃ、まずいでしょ?>武部どの
--------------
コメントをもらったので、追記します。
このメールが贋物であっても、武部-堀江の癒着の疑惑は何も晴れません。メール以前からある疑惑なのですから.... これを晴らしたいのであれば、国政調査権を行使して、武部幹事長の次男とライブドアあるいは堀江貴文の間に資金提供の関係がないことを示せばよいのです。なぜ、これをしないのでしょう?
さらに、これが、永田議員の言うように、ネタ元の身の安全にかかわる事案だということが、もし本当であれば、いったい誰がその人の身の安全を脅かすのでしょうか?
告発者が、真実に基づく告発をしているのか、虚偽情報で陥れようとしているのか、わかりませんが、身の危険とは、当然、これへの報復です。つまり、メールの真贋によらず、危険だと自覚しているという話です。
もちろん、全部が嘘っぱちの可能性もあります。が、指摘された側にしてみれば、
政治資金違反も重大ですし、背任も大罪ですが、その告発者に危険が及ぶ背景を持ってるだろ?といわれていることが、もっとも致命的だと思うのに、なぜ、メールが贋物だという主張で終始するのか、ちょっと不思議に思います。
もちろん、メールが贋物で、武部幹事長が潔白なら、情報提供者の身に危険が及ぶはずありません。しかし、メールが本物で、武部幹事長の次男が3000万以上のお金をもらっていても、彼らの周囲に暴力的な報復をする勢力がいなければ、身に危険は迫りませんね。
つまり、永田議員は、武部かその次男か、ライブドアの周辺に 暴力的な報復をする勢力がいる と言っているのです。これが、真実でもでまかせでも、こっちの方が大問題じゃないかと、僕は思うのです。