入居者への公的支援 政府が補正予算で検討
個人の「財産形成」を国費で負担することには慎重論も強く
というよりも,これまでは,国費で負担することはなかったはずだ.
とりわけ,自助と自己責任を原則としてきた、ここしばらくの政策ともベクトルの向きは異なっている.何の議論もなしに,大きなパラダイムシフトをやろうとしているのだろうか.
しかも、
福岡沖地震では,ちょっとソースが古いが,8月末で623人の方が仮設住宅暮らしを強いられているという.住宅再建の支援するなら、こっちが先やろ?と僕は思う.福岡では,2007年度中の完成を目指しているというが,これを前倒しできないのか?
ちなみに
住宅被害への補償は,
福岡市が被害を受けた家屋と土地をいったん買い上げて,住宅を整備したのち、住民に売却したり貸し出す予定
だという.今回のケースでは,住宅は倒壊はしていないが,このままほっておけば確実に倒壊するという前提にたつならば,各自治体がこの福岡方式で対処していくことが,現時点では合理性があっていいのではないだろうか.